うつ病
■治療
うつ病は、治療を受けないと半年から一年以上症状が続きます。最も効果的と考えられる治療法は、休養と薬物療法を柱に、精神療法を組み合わせる方法です。また、物事を否定的にみない、人と比べない、といったことを心がけ、ストレスに強い性格に変えていく努力をしましょう。自殺の危険性がある、食事をとらないで衰弱している、症状が急速に進行する、家で安らぐことができないなどの場合には入院が必要です。
・薬物療法
うつ病の治療薬は、典型的なうつ病の薬である三環系抗うつ薬や、それと非常に近い四環系抗うつ薬などいろいろあり、それぞれが効く確率は7割程度といわれています。ですから、医師の診断を受けて、その症状により何種類かの薬剤を試しているうちに、患者にとって効果のあるものをみつけて使うというのが一般的です。また、抗うつ薬による治療は寛解(治療によってうつ病の症状が完全に消失)してから6〜18か月ほど続けられます。最初の3〜4週間は、あまり効果が感じられず、むしろ副作用のほうが目立つこともあります。また抑うつ気分には改善に時間がかかることがあります。再発せずに一回で治る人も大勢いますが、6か月経たないうちに抗うつ薬を自己判断で中止すると再発する危険が高まります。勝手に薬を中止したり増減したりしないでください。副作用がつらいときは医師に相談しましょう。
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